新品のタイヤって高いわよね‥。
消耗品を少しでも節約したいから中古タイヤを買おうかしら‥。
ガソリン代の高騰などから『タイヤ代』を少しでも節約したいと考える人は多いのではないでしょうか?
ですが、節約するために『中古タイヤ』を買うと損をしていることがあります。
この記事では、整備士として毎日タイヤ交換をやっている私が、中古タイヤをオススメしない理由を話します!
そもそも『中古タイヤ』とは?
中古タイヤは、1度使われているタイヤのことを指します。
あくまで一例ですが、このように中古といっても状態はさまざまです。
先日タイヤ交換したアルトは、納車してすぐにオールシーズンタイヤに交換したので、新車時のタイヤは新品でした。(当店では買取しないので処分しましたが、もったいないと感じました。)
中古タイヤのメリットは?
中古タイヤのメリットはあまり多くないです。
安い
中古タイヤを買うと、新品の半値で買えることもあります。(物によりますが‥。)
そもそも安くなければ、中古を選ぶこともありませんよね?
ただし、タイヤのメーカーやゴムの状態で大きく変わります。
高グレードを選びやすい
高グレードのタイヤは、走行性能が高い物をいいます。
その反面、低グレードよりも数万円高いこともザラです。
中古タイヤを選ぶことで、新品の低グレードと同じかそれ以下の金額で購入することができます。
つまり、低グレードを新品で買うなら、高グレードの中古を選ぶ手もあるのね!
→高いタイヤのメリットはある?安いタイヤと値段が違うのはなぜ?
欲しいタイヤに交換できる
あまり無いかも知れませんが、廃盤のタイヤが欲しいと考える人もいます。
- 同じタイヤに交換したい人
- 性能に惚れ込んだ人
このような人が一定数います。(お客様でも問い合わせがあります。)
新品が生産終了したタイヤだと、中古を選ぶしかありません。
交換直後の慣らしが不要
慣らし走行は、何かと気を使って運転をしますが、中古タイヤなら必要ありません。
交換してすぐ、今まで通りの運転ができます。
慣らしが必要なんて初めて聞いたわ‥。
でも中古タイヤならいらないのね!
詳しくは、『タイヤの慣らし走行のやり方は?どのくらいの距離を走ればいいの?』で解説しています。
中古タイヤのデメリットは?
正直、デメリットのほうが多いタイヤだと思います。
使える期間が短い
タイヤの平均寿命は、4年〜5年と言われていますが、中古タイヤはどうでしょうか?
すでに、2年から3年使われていたタイヤだとすると、使用できる期間が少ないです。
中古タイヤでも交換工賃は同じなので、使用期間が短ければ新品より工賃を多く払うことになります。
劣化している事がある
劣化とは、タイヤにひび割れやゴムの硬化が発生することです。
タイヤのゴムは、紫外線や外気によって硬くなっていきます。
一見、溝が残っているタイヤでも、ホイールに組み込んで空気を入れてみると、ひび割れがあったりします。
普段からタイヤを見ているプロなら選別できますが、一般的に中古タイヤの状態を判断するのは難しいです。
保証が無い
私のお店でも、『保証あり』とは言っていませんが、何か異常が出れば対応します。
おそらく、大手であれば、タイヤを買ったお客様には丁寧な対応があると思います。
ですが、中古タイヤとなれば、同意の上で購入することがほとんどなので、異常発生時に保証がされない事があります。
お金がかかったとしても、相談できる場所がある安心感は大きいです。
たしかに、安心のために交換するのに、ビクビクしながら乗るのは嫌だわ‥。
中古タイヤを選ぶときの注意点は?
これらを承知の上で、中古タイヤを選ぶ際の注意点をプロ目線で解説します。
店舗の保管状況
第一に見るべき所は、店舗のタイヤを保管している環境です。
- 雨風にさらされる場所
- 直射日光に照らされている
- 何本も重ねておいてある
- ほこりが被っている
外に置いてあるのはもってのほかですが、屋内でも、上の様な状態になっていませんか?
外気に晒されているタイヤは、使用しているのと同じ状態になっています。
まずは、しっかりとした環境で販売されているか確認しましょう。
大手の中古カー用品店は、販売前にしっかり水洗いしているので、埃は被ってないです。
買うなら手入れのされたタイヤを買いたいわよね‥。
製造年数
タイヤには製造された日付が刻印されています。
このように、製造年を見極めて選ぶことも大切です。
たとえば、新品未使用のタイヤ(3年前)を5年使うことはできません。
でも、新品なら5年持つ可能性も高いので、費用対効果を考えましょう。
古いタイヤを買っても、長く使えないなら良くないわ‥。
残溝
中古タイヤの溝は、全体的なバランスをみて選びましょう。
このタイヤを見ると、センター溝はまだありますが、サイドはツルツルです。
しっかりとしたお店なら心配無いですが、怪しい所では使えないタイヤが置いてあります。
設置面の溝が、全体的に残っているもの限定で選びましょう。
怪しげなお店で、捨てるレベルのタイヤを販売しているのを見たことがあります。
ゴムの状態(硬さ・ひび割れ)
おそらくタイヤの硬さに関しては、プロでなければ見分けるのは難しいと思います。
特に、夏タイヤは全て硬く感じるはずです。
スタッドレスは分かりやすいので、軽く触ってみる心構えが大切です。
いろいろと注意点があるのね‥。
ここまで気を使うなら、新品タイヤがよく思えてきたわ‥。
お客様に説明をしても、皆さんがそうおっしゃっていますよ!
中古タイヤを安全に使用するためのポイントは?
いくつかの注意点やメンテナンスポイントを押さえておくことが重要です。
月1の空気圧調整を行う
タイヤの空気圧は、走行性能や安全性に直接影響を与えます。
中古タイヤは、新品タイヤに比べてゴムの劣化が進んでいる可能性があるため、空気圧を定期的にチェックすることが非常に重要です。
空気圧が低すぎると、
- 燃費の悪化
- タイヤ寿命の悪化
- バーストの危険性
これらの危険性があります。
メーカーが推奨する適正な空気圧を維持しましょう。
定期的なタイヤローテーションを行う
タイヤローテーションは、タイヤの摩耗を均一にするための重要なメンテナンスです。
特に中古タイヤでは、すでにある程度の摩耗が進んでいるため、定期的にローテーションを行うことで、寿命を延ばし、均等なグリップ力を保つことができます。
一般的には、5,000kmから10,000kmごとにローテーションを行うことが推奨されています。
定期的な点検とバランス調整を行う
中古タイヤは定期的な点検が欠かせません。
タイヤに異物が刺さっていないか、ひび割れがないか、トレッドが均等に摩耗しているかをチェックします。
また、タイヤのバランスが崩れると振動が発生し、走行に影響を及ぼすため、定期的なバランス調整も必要です。
バランス調整は一本1000円〜が平均です。
となると、新品でも良いかなと思えてきませんか?
【結論】中古タイヤより新品輸入タイヤがオススメ!
輸入タイヤって簡単にパンクしそうで不安だわ‥。
心配する気持ちはわかります。
ですが、輸入タイヤがダメということは無いんです!
これだけ見ると、心配になりますよね?
それは、安い=粗悪品と感じてしまうのが理由だと思います。
ですが、安い理由を理解すれば不安が解消されます。
輸入タイヤが安い理由!
- 製造コスト削減
- ネットで大量販売
- 大量仕入れ
大きくまとめると、このような特徴があります。
製造コスト削減
海外でタイヤを生産することで、人件費や原料が安く済みます。
結果として、日本で生産販売するよりもコストを抑えることができるのです。
そう言うのはなんとなく分かるわ!
今は、国産の方が少ない気がするわ‥。
ネットで大量販売
輸入タイヤは、ネット販売が主体になります。
理由は、ネットを利用するユーザー層が『安さ』を優先している傾向が強いからです。
さらに、ネット販売は、店舗運営にかかる経費を削減できます。
つまり、輸入タイヤとネットの組み合わせによって、激安で販売できています。
安さを優先したい人は、ネット通販で輸入タイヤを買うのが1番です。
なるほどね!
その組み合わせが究極なのが分かったわ!
大量仕入れ
輸入タイヤに限らずに、タイヤは大量に仕入れる事で単価を安くできます。
ネット通販主体の輸入タイヤは、店舗販売よりもたくさんのタイヤを販売できるので、大量に仕入れる事ができます。
さらには、タイヤをメーカーから直接やりとりする事で、中間手数料がかかりません。
安さの秘訣は、大量仕入れと直接取引が決め手です!
輸入タイヤを買うなら『オートウェイ』がオススメ!
オートウェイは、グーネットを提供しているプロトコーポレーションのグループ会社です!
では、詳しく説明していきます!
サイト上で購入→予約→タイヤ直送→取り付けができる
オートウェイ上でタイヤを選んだ後、近隣店舗の予約から交換までがスムーズに行えます。
実店舗では見かけない安い輸入タイヤを簡単に買う事ができます。
そんなに便利なサイトがあるのね!
全国どこでも送料無料
タイヤを店舗に直接配送してもらう際に、送料はかかりません。
タイヤ代と工賃だけを準備しておけば大丈夫です。
いまどき送料がかかるなら買いたくないわよね!
取り付け店舗が2,000店舗以上
取り付け店舗が近くになかったら不安になってしまいますよね?
オートウェイは、2,000店舗以上の提携店舗があるので、取り付けができないことは少ないです。
近くで交換できるなら、店舗で買うのと変わりないわね!
安さを追求した輸入タイヤが豊富
実店舗では、客引き用に少しだけ置いてある輸入タイヤが、オートウェイでは選び放題です。
ここら辺のタイヤは、お客様の持ち込みで交換した事があります。
国産と違いを感じないほど、ゴムの質感やバランスの良さに驚きました。
聞いた事ないメーカーばっかりだけど、実績を見ると安心できるわね!
輸入タイヤが不安な人は『タイヤフッド』がオススメです!
オートウェイで輸入タイヤを買いたくない人は、タイヤフッドを利用しましょう。
タイヤフッドは、国産タイヤを豊富に取り扱う通販です。
運営している株式会社BEADは、
- 株式会社オートバックスセブン
- 株式会社カーフロンティア(三菱商事グループ)
が親会社の安心企業がやっています。
- タイヤ購入→予約取り付けまで全てできる
- 安心の国産タイヤが選び放題
- 無料パンク保証付き
- お得なクーポン配布
ただし、発送に1週間程かかるので、急ぎの人は店舗に行く方が早いです!
そんなに急いではないから、安く交換できるタイヤフッドを見てみるわ!
まとめ
記事のおさらい!
中古タイヤは、さまざまな状態がありますが、基本的には一度装着されたタイヤのことです。
中古タイヤを選ぶメリットは?
- 安い
- 高グレードを選べる
- 欲しいタイヤに交換できる
- 慣らし走行が必要ない
中古タイヤを選ぶデメリットは?
- 使える期間が短い
- 劣化していることがある
- 保証がない
中古タイヤを選ぶ注意点は?
- 店舗の保管状況
- 製造年数
- 残溝
- ゴムの状態
中古タイヤよりも激安輸入タイヤの方が良い→タイヤ通販の終着駅 オートウェイ
輸入タイヤが心配な人→タイヤ販売&取付予約サイト【タイヤフッド】
安さを優先するならネット!輸入タイヤはオートウェイ、国産タイヤはタイヤフッドがオススメ!
ひとまず中古タイヤはやめることにするわ!
公式サイトをみて考えてみるわよ!
購入を迷いすぎて、危ないタイヤを長期間使うのはやめましょう!