タイヤの慣らし走行のやり方は?どのくらいの距離を走ればいいの?

『タイヤ交換したばかりだと、性能を発揮できないの?』

『お店で交換したあとに、慣らし走行してねって言われたけど‥』

『高速乗るから、タイヤ交換したけど、まだやめた方がいいの?』

くうすけ太郎
くうすけ太郎

新品タイヤでも、やらないといけない事があるのかとガッカリしますよね‥。

新品タイヤは、取り付けた後にすぐ性能を発揮する事はできないです!

この記事では、新品タイヤの慣らし走行の必要性とやり方を解説しています。

タイヤの寿命を長くするコツが詰まった内容なので参考にしてください!

結論

新品タイヤの慣らし走行は、単純にゆっくり走行するだけで十分です!

この記事を書いた人

自動車整備工場に勤めて8年目になる20代の男です。
全くの素人から社会人になって整備士免許を取得して、令和6年度に自動車検査員資格を取得しました。
現在は、自動車検査員と2級自動車整備士として、法定点検やタイヤ販売・交換作業など、幅広く担当しています。
接客でお客様から得た情報、タイヤの選び方やお得に買う方法など、知識やノウハウを活かして、皆様に役立つ情報を発信していきます。
詳しいプロフィールはコチラ!

新品タイヤの『慣らし走行』は簡単です!

くうすけ太郎
くうすけ太郎

いきなり慣らし走行と言われても、分からない事だらけですよね!

しっかりと解説していきます。

慣らし走行はこんなこと!

慣らし走行とは、『皮むき』とも言われていて、タイヤを走らせて表面等を馴染ませることをいいます。

タイヤの表面には、製造過程で付いてしまう油や店内の保存用のワックスが付着しています。

余分なものはしっかり落とす事が、性能発揮に必要です。

タイヤの『慣らし走行』のメリットや効果!

くうすけ太郎
くうすけ太郎

どのような効果が得られるのか気になりますよね?

タイヤ本来の性能を発揮できる

新品のタイヤの表面には、『型取り釜から外れやすくする剥離材』が残っています。

慣らし走行をしないで通常の運転をすると、剥離剤が邪魔して制動距離が伸びてしまうのです。

慣らし走行をして、タイヤを馴染ませると、しっかりと性能を引き出せます!

くうすけ太郎
くうすけ太郎

新品タイヤと現着のタイヤを見比べると、ツヤと色が違うのがわかります!

タイヤの寿命や耐久性に差が出る

新品タイヤは、グリップ力に差があるので摩耗もばらつきやすいです。

さらに、空気を充填することで、ゴムが伸びて発熱もしやすくなります

つまり、

  • グリップの良いところは減りが早い
  • タイヤが空気で膨張するため発熱しやすい

新品タイヤは、こんな事が起こりやすいです。

慣らし走行は、タイヤの発熱を抑えたりグリップ力を整えて、偏摩耗を抑える働きもある!

タイヤとホイールを馴染ませる事ができる

タイヤはホイールと密着していますが、交換時に使ったワックスが間に残っています。

さらに、組み付け直後は密着が甘く、慣らし走行をしなければバランスも悪くなりやすいです。

くうすけ太郎
くうすけ太郎

ホイールの360度しっかりと密着をさせる必要があります。

新品タイヤの乗り味を覚えられる

古いタイヤは、硬化していたり、溝がなく乗り味は悪いのがほとんどです。

その反面で、新品タイヤは性能や乗り味が良くなる為、ギャップに慣れるまで時間がかかります。

タイヤによって、乗り味や性能は違います。(古→新の場合はもっと違う。)

くうすけ太郎
くうすけ太郎

新品タイヤの乗り味を体で覚えるためにも、慣らし走行は大事です。

タイヤの『慣らし走行』のやり方は?

くうすけ太郎
くうすけ太郎

そんなにうまい運転できないって人も安心してください!

慣らし走行は、とっても簡単です!

急な運転をしない

慣らし走行の時は、タイヤに負荷をかけない方がいいです。

急な運転をすると?
  • 性能を発揮できない(制動距離・グリップ力)
  • タイヤの寿命に関わる
  • 事故の元になりやすい

普段から急発進や急ブレーキは、危険な運転ですが、新品タイヤになると更にリスクは上がります。

くうすけ太郎
くうすけ太郎

タイヤを労わる気持ちを持って、穏やかな運転をしましょう。

高速道路を走らない(スピードを上げない)

目安のスピードは?
  • 夏タイヤ→時速80km以下
  • 冬タイヤ→時速60km以下

スピードの目安は、上の通りになります。

80km出せると高速に乗れそうな気がしますが、タイヤの性能を発揮できない為、万が一のことを考えてやめましょう。

くうすけ太郎
くうすけ太郎

雨の日は、摩耗が少ない為、慣らし走行に向かないので、晴れの日にやりましょう!

1週間したら空気圧調整を行う

新品タイヤは、空気を入れてから1週間くらいで10〜20kPaほど空気圧が低下します。

通常の空気圧は?

乗用車の一般的な空気圧は、220kPaから250kPaくらいです。

タイヤの空気圧は、1ヶ月で減るので、定期的に点検してあげる必要があります。

空気圧不足は、燃費の悪化やタイヤの偏摩耗の原因にもなります。

空気圧の調整頻度を1ヶ月から3ヶ月に伸ばす方法はコチラ!

タイヤの締め付けも同時にする

1週間後に空気圧を調整するのと同時に、ホイールナットの締め付けを確認してもらいましょう。

ホイールナットの初期馴染みは起きることがあります!

ホイールナットの緩みから脱輪事故が起きている為、交換したあとにはやりましょう!

くうすけ太郎
くうすけ太郎

脱輪事故は、年間でかなり起きています。

安全に乗るためには、定期的な確認が必要です。

目安はタイヤのヒゲをみる

くうすけ太郎
くうすけ太郎

慣らしのやり方が分かっても、どのくらい走れば良いのか分からないですよね?

これから目安をお話しします。

引用:https://trafficnews.jp

上のタイヤから細い髭のようなものが見えますよね?

これは何?

こちらは、『スピュー』といい、タイヤの製造工程でできるものになります。

タイヤの側面や地面に面する部分にあり、慣らし走行は、面する部分のスピューが削れたら終わりと考えて良いです。

くうすけ太郎
くうすけ太郎

スピューが残っていると、うまく地面に密着しないため、綺麗に削れるまではゆっくり走りましょう。

慣らし走行は『道路』を選んで行おう!

くうすけ太郎
くうすけ太郎

慣らし走行をやる上で重要なのは、走る道路状況です。

交通量の少ない道を選ぶ

ある程度の距離をゆっくり走るわけですが、極端に混雑していたり通りがいい道だと不向きです。

例えば?
  • 交通量が多い道→他のスピードに合わせられないから危険
  • 混雑している道→距離を稼げずに、時間がかかってしまう

田舎道などがやり易いですが、ない場合は、時間帯を調整して、他の邪魔にならない道を選びましょう。

くうすけ太郎
くうすけ太郎

基本的には、ゆっくりのんびり走れば問題はありません!

舗装された道を選ぶ

工事中の道や舗装されていない道は、砂利や陥没した部分が多く、新品のタイヤに無駄なダメージを与えることになります。

場合によっては、タイヤが削れてしまったり、サイドを傷つけてしまうかもしれないです。

くうすけ太郎
くうすけ太郎

地元の道を走れば、おおよその道路状況はわかると思うので問題ないと思います!

乾いた路面を走る

雨で濡れた路面は、乾いた路面よりもタイヤの摩耗が少ない分、グリップが落ちて滑りやすくなります。

慣らし走行は、タイヤの皮剥きですので、濡れた路面では摩耗が進まず、時間がかかってしまいます。

くうすけ太郎
くうすけ太郎

慣らし走行においては、乾いた路面で走るのがベストです。

まとめ

くうすけ太郎
くうすけ太郎

いかがでしたでしょうか?

今回は、新品タイヤの慣らし走行のお話でした。

記事のおさらい!

タイヤの慣らし走行は、『皮むき』とも言い、タイヤ表面の剥離剤を落とすための走行です。

慣らし走行のメリットや効果!

  • 性能を発揮できる
  • タイヤの寿命や耐久性上昇
  • タイヤとホイールの密着を高める

慣らし走行のやり方は?

  • 急な運転をしない
  • 高速道路は走らない(スピードを出さない)
  • 1週間後に空気圧調整とタイヤの増し締めをお願いする

慣らし走行の終わりは、タイヤの髭がなくなったことを目安にするのがおすすめ!

結論

タイヤの慣らし走行は、ゆっくり走るだけなので必ず行いましょう!

くうすけ太郎
くうすけ太郎

下の記事では、タイヤのトラブルをまとめました!

タイトルとURLをコピーしました