車検でお金をかけたくないわ‥。
何も交換しないで、安く済ませられるのかしら?
私もお客様から、『部品交換はしなくていいよ』と言われる事があります。
ですが、安全に乗るために整備をお願いしたい気持ちもありますよね?
今回は、現役整備士の私が、車検で何も交換しないと危険な理由を解説します。
車検をやっても安心ではありません!
初めに勘違いしてはいけないのは、車検をやっても安心してはいけない事です。
もっと言うと、車検をやることに満足してはいけません。
車検は、決められた項目の『検査』をする事で『整備』とは別物です。
つまり、車検を通しても、『整備』しなければ2年間を安心して乗ることはできません。
そんなこと言っても、全部の整備をお願いしたら予算オーバーよ‥。
重要なのは、リスクを知った上で、車検整備を決めることです。
まずは、何もやらない考えを無くしましょう。
車検時に交換をしないとどうなる?
では、車検時に部品交換をしないリスクはどんな事なのでしょうか?
エンジンオイルとエレメント
エンジンオイルは、その名の通りでエンジンの中に浸っているオイルです。(エレメントは汚れを取るフィルター)
車検は、量が少なかったり、汚れがひどくなければ通ります。
ですが、交換しないとドロドロになり、エンジンに傷をつけるので5,000キロ毎に交換が必要です。
ドアの内側のステッカーを確認したら、3,000キロもオーバーしてたわ‥。
焦らなくても大丈夫です。
次回、エンジンのフラッシングをお願いしてリセットしましょう。
ミッションオイルとデフオイル
デフやミッションオイルは、古くなってくると、走行できないトラブルにつながります。
特にミッションは、内部構造が繊細なので、2万キロ毎のオイル交換がおすすめです。
ですが、多走行車で未交換の車は、逆にトラブルの元になるので交換は控えましょう。
古い車に交換をすると、ギアが入りづらくなったりします。(まれに起こるトラブルです。)
ブレーキフルード
ブレーキフルードは、ブレーキを踏む時に使うオイルです。
基本的には、車検ごとに交換を推奨されています。
理由は、水分を含みやすい性質があるので、ブレーキの周りに錆を発生させやすいからです。
ブレーキオイルを放置して、ブレーキが固着して高額修理になる車がいます。
冷却水(クーラント)
今の車は、冷却水を定期的に交換している人は少ないです。
ロングライフクーラントと言われるほどで、ほとんど劣化をしない事が理由になります。
しかし、冷却水を溜めているタンクを見てみると、量が不足している事が多いです。
車検時には、補充と一緒に性能復活する添加剤を一緒に入れることをおすすめします。
スパークプラグ
スパークプラグは、アイドリング不調や燃費に大きく影響します。
車検時では、しっかり点火していなかったり、排気ガスが臭くなっていると交換が必要になります。(厳密にいうと、機械で測定します。)
他には、10万キロ走っているとおすすめされる事が多いですが、電気を送るコイルやバッテリーに負担がいくまえに交換しましょう。
補機ベルト
車検では、ベルトに亀裂やヒビが入っていると交換が必要になります。
他には、ベルト鳴きが起きているとおすすめされるでしょう。(スズキの軽に多い症状です。)
ベルトには、
- ファンベルト
- クーラーベルト
- パワステベルト
などがありますが、切れるとエンジンが止まったり、ハンドルが重くなったりするので、早期交換しましょう。
ちなみに、ハイブリット車は付いていないので心配無用です。
ブレーキパッドやリアライニング
ブレーキパッドは、残量による合格の有無はありません。
それゆえに、交換を怠りやすい部品です。
ブレーキが効かなくなったり、ブレーキのローター(丸い円盤)に傷が入って高額修理のリスクがあります。
通すだけでは、車検後のブレーキトラブルに見舞われる危険性が高いです。
エアーエレメントとエアコンフィルター
エアーエレメントは、エンジンにゴミを防ぐフィルターですが、詰まってくるとエンジンが空気を吸えなくなります。
加速が悪くなったり、燃費低下の原因になるので、おすすめされたら交換しましょう。
また、エアコンフィルターは、室内に汚い空気を入るのを防いでいます。
埃まみれになっていると、体に悪影響を及ぼしかねません。
タイヤ
車検では、溝の残量が1.6mm以下になっていたり、ひび割れや変形があると交換が必要です。
タイヤは、溝が少なければ、雨の日にスリップしたり、ヒビがひどければバーストします。
もし、高速道路で起きたと考えるとゾッとしますよね?
そうなる前に、交換して備えておきましょう。
足回りのブッシュやゴムカバー
足回りの関節部分には、グリスの入ったゴムのカバーで覆われています。
水や砂利などを防ぐためですが、ゴムカバーが破けていると交換が必要です。
タイロッドエンドブーツやロアアームブーツと言われている部品ですが、放置するとハンドルにガタを感じたりします。
関節部分が外れてしまう恐れもあるので、カバーが破けた時点で交換がおすすめです。
車検を安くやる方法は?
普段の節約術と同じで、安くやる方法を覚えれば簡単です!
相見積もりをとる
車検をやる業者は、たくさんあって料金設定もさまざまです。
”高いから良い”という訳でもないのが自動車整備の考え方になります。
車検を安くやるには、面倒でも見積もりを比べる必要があります。
(注)整備内容も含めた比較をしないと意味がありません。
安くても、整備していなければ意味ないって事ね。
整備を一度にやらない
車検には通るけど、早めにやって置いた方がいい部品があります。
要は、車検時にまとめて整備をせずに、別の機会にやればいいと言うことです。
例えば、
- 車検前にタイヤを交換しておく
- 車検後にオイル交換をする
このように、別の機会に整備をして、コスト分散する考え方も大事です。
ただし、優先度が低い整備だけにしましょう。
割引キャンペーンを利用する
車検の繁忙期(2月〜3月)は、台数が増えやすいので、分散するために、早期割引キャンペーンをやる工場があります。
点検料金が安くなったり、後日ポイントが返ってくるキャンペーンです。
キャンペーンって響き‥大好きだわ!
でも、どこでやっているのかしら?
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どこでキャンペーンをやっているのか分かるのかしら?
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楽天車検は本当に安いの?ポイントはいつ入るのか調べてみた!【準備中】
まとめ
いかがでしたか?
今回は、車検時に部品交換しないリスクをお話ししました。
記事のおさらい!
車検を受ける心構えは?
- 車検を通したとしても『安心』出来るとは限らない
- 車検時に、しっかりと整備することで、2年間安心して乗れる
- おすすめされた部品は、なるべく交換して、厳しければタイミングをずらしてやる
車検を安くやるには?
- 相見積もりをとる
- 日頃からメンテナンスをしておく
- 割引キャンペーンを利用する
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